現在、多くのゴルフ場がコースガイドやホームページでゴルフシューズに関する規定を掲載しています。
「ソフトスパイク推奨」「メタルスパイク使用不可」「ソフトスパイク指定」など、様々な表現が用いられいるので、混乱してしまうこともありますよね・・
そこで今回は、「ソフトスパイク指定」となっているゴルフ場では、スパイクレスのゴルフシューズは使用してはいけないのか?という疑問について深掘りしてみたいと思います。
- スパイクレスしか持っていない
- ゴルフ場までの行き帰りはどうしたらよいのか?
など、ソフトスパイク指定の場合のゴルフシューズにお悩みの方は、ぜひお付き合いください^^
ゴルフ場でソフトスパイク指定ならスパイクレスは禁止?
そもそも「ソフトスパイク」という呼び方は、1990年代にそれまで主流であった金属製の鋲に代わって登場した、硬質ビニール製の鋲(びょう)を装着したゴルフシューズの総称になります。
金属製の鋲に比べてゴツゴツした突き上げ感が少なく履き心地が各段に良いのとグリーンを傷つけないという利点から急速に置き換わっていきました。
一方で、靴底にスパイクのような突起が多く付いた形状のシューズも登場しました。
これがスパイクレスシューズです。
スパイクレスとはいうものの、靴底全体がスパイクのように突起でおおわれていますので、広い意味ではソフトスパイクということも出来るかと思います。
従って、現在では特殊なゴルフ場以外はスパイクレスシューズでもプレー可能としているところがほとんどです。
「スパイクレス」と「ソフトスパイク」のメリット・デメリット
スパイクレスシューズとソフトスパイクは、両者にメリット、デメリットがあります。
よく考えずに選ぶと、いざラウンドし始めてから後悔することもあるので、選ぶ際にはよく検討することをおすすめします。
スパイクレスシューズのメリット・デメリット
メリット
スパイクレスシューズのメリットとしては、やはり何といってもアスファルトやコンクリートの上を歩いても突き上げ感がなく、スニーカーに近い履き心地があげられます。
また、最近では靴底の外側に硬めの素材、中央に柔らかめの素材を組み合わせることで歩行中は中央の柔らかめの素材が沈み込んで地面に食い込みグリップ力を発揮し、スイング中には外側の硬めの素材が踏ん張るという構造のモデルもあります。
特にフットジョイのプロSL、アディダスのコードカオスはかなり優れたグリップ力を発揮します。
デメリット
スパイクレスのデメリットとしては、朝露に濡れた芝の下り傾斜や雨でぬかるんだ裸土の上では、グリップ力が落ちる場合があることです。
また、戦略的にフェード、ドローを打ち分けようとしてつま先体重やかかと体重でスイングすると、それぞれつま先側・かかと側がズレることもあります。
そして靴底全体がすり減ってくると、当然グリップ力が落ちてきますので、ラウンドでは使用できなくなります。
ソフトスパイクのメリット・デメリット
メリット
ソフトスパイクのメリットはグリップ力の高さにあります。
硬質ビニールの爪が地面に食い込むので、ぬかるんだ土の上でも朝露に濡れた芝の下り傾斜でもしっかりグリップしてくれる安心感はソフトスパイクならではのものだといえます。
デメリット
デメリットはスパイク(正式にはクリートと言います)がすり減ってきて交換する手間がかかることと、知らぬ間にスパイクが外れているケースがあることです。
すり減ったまま使用したり、外れたまま使用しているとスパイクを取り付けるソール側の台座まですり減ってしまい、最悪の場合スパイクが取り付けられなくなることがあります。
ゴルフ場への行き帰りの靴はどうする?
ソフトスパイクもスパイクレスも、あくまでもゴルフコースで使用する前提で作られていますので、スパイクやソールがすり減って寿命が短くなることにもなりますので、ゴルフコースのロッカールームで履き替えて使用することをおすすめします。
ゴルフ場でソフトスパイク指定ならスパイクレスは禁止?行き帰りの靴はどうする?まとめ
スパイクレスシューズも「ソフトスパイク」になりますので、ソフトスパイクの使用を規定しているゴルフコースでも安心して使用できます。
ただ、ごくまれにアップダウンが激しくて、ソフトスパイクのみ使用可能というコースもありますので、念のためコースに聞いてみるのが良いと思います。
スパイクレスシューズも「ソフトスパイク」になりますので、ソフトスパイクの使用を規定しているゴルフコースでも安心して使用できます。
ただ、ごくまれにアップダウンが激しくて、ソフトスパイクのみ使用可能というコースもありますので、念のためコースに聞いてみるのが良いと思います。
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