硬いレッドウィングを柔らかくする方法|靴擦れ対策も紹介します

硬いレッドウィングを柔らかくする メンズシューズ

新品のレッドウィング、楽しみに履いてみたら革の硬さにびっくりする人も多いのではないでしょうか?

革が硬いと靴擦れをおこし「痛くて履けない・・」なんてことになりかねません。レッドウィングは多くの人が最初に靴擦れすることで有名で、

一刻も早く革を柔らかくしたい!!

と思う人も多いはずです。

そこで今回は、硬いレッドウィングを柔らかくする方法を紹介します。履き慣らし期間や靴擦れ対策についても解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。

革靴好きのビジネスマン
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レッドウィング以外のエンジニアブーツにも使える方法ですので、ぜひ参考にしてくださいね!

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レッドウィングを柔らかくする方法

ワークブーツのなかでも特に人気の高いレッドウィング。ですが、厚くて硬い革を使っているため、新品をそのまま履くと高確率で靴擦れします><

とくに履き始めに痛くなる部分は・・足の甲部分や親指・小指部分、カカト、くるぶし、すね、アキレス腱などなど。

ものの数分履いて出かけただけで、「痛すぎて、まるで苦行」という人は少なくありません^^;

とはいえ、レッドウィングは足に馴染むまでの期間は比較的短い方で、2〜3ヶ月程度で足に馴染むケースも多いです。

また、一度馴染むと歩き心地の良い自分だけの相棒へと育つのも確かなので、履き始めの靴擦れをグッとこらえていきましょう!

レッドウィングを柔らかくするオイル


新品のレッドウィングは製造から数年経っていることもめずらしくなく、革が乾燥して硬さが増している可能性もあります。

硬い革を柔らかくするためには少し多めのオイルを塗り込む方法が有効ですが、ここでミンクオイルを使うのは危険です、、!

というのもミンクオイルは高温多湿の日本ではカビが生えやすく、とくに履き始めの「オイルを多めに塗る」場合は使わない方が無難。

では、ミンクオイルの代わりに何を使うのか?というと、ビーズエイジングオイルです。

ビーズエイジングオイルはミツロウが主成分で浸透がよく、ミンクオイルほど油っぽくないのが特徴。

塗り込むことで革が柔らかくなり、ベタつきが少なくサラッと仕上がります。

レッドウィングを柔らかくする手順

レッドウィングを柔らかくする手順自体は簡単で、ビーズエイジングオイルを当たる部分に塗るだけです。

ビーズエイジングオイル塗る部分

【手順】

①指もしくはペネトレィトブラシにビーズエイジングオイルをとり、足の当たる部分に円を描くように塗り込む。
②豚毛ブラシでブラッシング
③半日ほど置いておく
④表面に残ったオイルをウェスで拭き取る

革靴好きのビジネスマン
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ビーズエイジングオイルを塗ったあと、まずは家の中でレッドウィングを履いて革の柔らかさを確認してみてくださいね。

レッドウィングはデリケートクリームで柔らかくなる?

あらゆる革製品の手入れに使える、上記のようなデリケートクリームを持っている人も多いと思います。

デリケートクリームは浸透性が非常によく、レッドウィングの革も柔らかくしてくれそうな感じがしますよね。

実際、レッドウィングにデリケートクリームを塗った場合、一時的に柔らかくなる効果は見込めます。

しかし、デリケートクリームの8割は水分といわれており、時間が経つと”揮発”してしまいます。

薄くて柔らかい革なら柔らかくなる可能性はありますが、レッドウィングに使われているような分厚くて硬い革に柔軟性を与えるほどの効力はありません。

そのため、デリケートクリームを使うなら、下記のような革を柔らかくするスプレーを使う方が効果に期待できると思います。

レッドウィングの慣らし期間とやり方紹介

レッドウィングの慣らし期間

革靴好きのビジネスマン
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レッドウィングには”慣らし期間”というものが存在します。これは文字通り「レッドウィングを履き慣らすための期間」のことです。

最低でも1ヶ月程度は長時間履かない(多分履けないと思いますが^^;)ようにして、少しずつ足に馴染ませていきましょう。

レッドウィングを足に馴染ませるには、以下の手順で履き慣らしをおこなうのがおすすめです。

①家の中で履いてみる

まずは家の中で履き慣らします。もし家の中で履いた時に足が痛くなる場合、外に履いていくのはまだ早いと考えられます。

最低でも1週間以上は履いて歩いたり屈伸運動したりして、革を馴染ませましょう。家の中で履いても足が痛くならない状態まで馴染めば、次の段階に進みます。

②家の近所を歩いてみる

家から10分程度のコンビニやスーパーに歩いて行ってみましょう。慎重すぎでは?と思う人もいるかもしれませんが、本当に足が痛くなったら10分も歩いていられない状態になってしまいます・・

近所が問題なく歩けるようになったら、徐々に距離を伸ばしていきましょう。

レッドウィングは馴染めば履きやすくなるものの、慣らし期間を設けずにいきなりデートやお出かけに履いていくと本当の意味で痛い思いをすることになります・・

革靴好きのビジネスマン
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ちなみに、履き慣らしの前にビーズエイジングオイルで全体をプルアップしておくと馴染みやすくなりますよ。

レッドウィングは靴紐でキツさを調節できるため、あまりにも痛いようであれば最初は靴紐を「かなりゆるく」もしくは「結ばない」くらいで履くのも良いかもしれません。

レッドウィングの靴擦れ対策

馴染むまでのレッドウィングは、痛くて履くのが苦痛に感じたり、足が麻痺するくらい痛くなる人もいます^^;

せっかく何十年も履けるいいブーツなのに、足に馴染む前に諦めてしまってはもったいないですよね。

足に馴染むまでの期間耐えられるように靴擦れ対策をしっかりして、できるだけ足へのダメージを軽減させることも大切です。

レッドウィングの靴擦れ対策①登山用の靴下を履く

登山では長時間カカトの硬い靴を履いて色んな道を歩くため、靴擦れしないように厚手の靴下を履くことが多いです。

レッドウィングを履くときもその登山用の靴下を使うことで、靴擦れを防止する効果に期待できます。

ただ、気をつけたいのが「蒸れにくい靴下を選ぶこと」です。

革靴好きのビジネスマン
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サイズの合っていない靴を履いていると、無意識にストレスを感じて足が汗をかきやすくなるので要注意です!

汗は靴の臭いやカビの原因となるので、できるだけ通気性のよい靴下を選ぶことが大切です。(特にオイルレザーのレッドウィングはカビが生えやすいので^^;)

レッドウィングの靴擦れ対策に合いそうな登山用の靴下を色々調べたなかで、おすすめの商品をいくつか紹介します。

自衛隊員の声から生まれた!厚手クッションがついた破れにくい靴下

こちらの靴下を作っているガッツマンは、自衛隊員の「長い行軍(軍隊の行進のこと)に耐えられる靴下が欲しい」という声から生まれたブランドです。

足裏の形状を考慮した特殊なパイルが特徴的で、つま先やカカト、足首に厚みを持たせています。

足に直接レッドウィングの革が当たるのは避けられますが、長期間履くと伸びすぎる可能性があるので注意が必要です。

もともとのサイズ感にもよりますが、靴擦れがひどくてレッドウィングを履くのがつらい・・という人はチェックしてみてください。
パイルストロングソックスの詳細はこちら>>

登山ソックスの定番!厚手で重ね履きにも最適

日本の老舗靴下メーカー「HALISON(ハリソン)」のマウンテンソックスです。ウール素材を使用し、防寒・保温性が高く冬はもちろん夏に履いても蒸れにくい仕様。

革靴好きのビジネスマン
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ウール素材は保温性だけでなく、通気性をよくするためにも使われるので、「暖かいけど蒸れない」というメリットがあるのです!

ざっくりとした太番手のローゲージ(あらい編み方)なので、重ね履きに最適です。

とくにエンジニアブーツにおすすめで、インナーに手持ちの靴下を履き、その上からこちらのソックスを重ねて履くと靴擦れ&防寒対策になります。年中履けるのも嬉しいポイントです。
スコッチウール マウンテンソックスの詳細はこちら>>

【おまけ】レッドウィングの靴擦れ対策|キズパワーパッドを貼っておく

すでに靴擦れをしている人はもちろんですが、「痛いけどまだ靴擦れはしていない」という人にもおすすめなのが、キズパワーパッドを貼っておく方法です。

靴擦れ防止用のキズパワーパッドは面積が広く厚手なので、レッドウィングとの摩擦を軽減してくれます。

クッション性が高いキズパワーパッドを使ったら、薄いタイプの絆創膏には戻れないと思うほどです><。すでに靴擦れしている場合は、傷の治りも早くなるので一石二鳥です。

キズパワーパッド 靴ずれ用の詳細はこちら>>

硬いレッドウィングを柔らかくする方法|靴擦れ対策も紹介しますまとめ

新品のレッドウィングは革が硬く、足が痛くなりがちですが、自分の足に馴染むと履き心地がとてもよくなります。

足に馴染めば雨や雪など、天気に関わらずどこにでも履いていける”相棒”になるでしょう。

履いていて痛いと感じるレッドウィングには、ビーズエイジングオイルを痛い部分に塗り込み革を柔らかくしてから履き慣らすのがおすすめです。

まずは慣らし期間を設けて、少しずつ足に馴染ませていきましょう。

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この記事を書いた人
leathernokoto

日本で唯一の「女性だけ」の靴修理店で3年働いていました。

休みの日も工房で製造方法を教えてもらい、革靴にどっぷりと浸かった青春(?)時代。

退職後は靴製造で1年働き、その後は革財布やバッグを作るオリジナルブランドを立ち上げました。

このブログでは、革靴に関する悩みやちょっとした小話などを発信しています。

自分もまだ知らないことがたくさんある、レザーの奥深さを皆さんと楽しんでいけたらと思っています。

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