J.M.WESTON(ウエストン)のローファーがきつい!馴染む期間と早く革を伸ばす方法を解説

ウエストンのローファーが馴染む期間 メンズシューズ

ネット界隈では、ウエストンの革靴を履き慣らすことを「修行」という言い方をしているサイトがたくさんあります。

実際に、ウエストンの店員さんは、購入時に「きつめ」の靴をすすめてきます。特にローファーは紐による調節が効かないため、ほかのタイプの革靴に比べて最初にきつい状態にしておき、徐々に馴染ませることが大切なのだと思います。

ウエストンを足に馴染むまで履き慣らすことは、まさに「修行」です。「きつめ」の靴は簡単に足に馴染んではくれないからです。

この記事では、ウエストンのローファーが足に馴染む期間や、早く馴染ませる方法について紹介します。ぜひ参考にしてください。

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J.M.WESTON(ウエストン)のきついローファーが馴染む期間

J.M.WESTONのきついローファーローファーが馴染む期間

結論からお伝えすると、J.M.WESTON(ウエストン)のローファーが足に馴染むのには半年〜1年間はかかります。もちろん履いている時間や頻度によって、この期間が変わってきます。

私の場合は薄い靴下を履いて玄関で足踏みしたり、家の周りを歩いて馴染ませました。なお、この時期に1日中履いていると足を痛めてしまう可能性があります。

その上で、少しずつ履いている時間や歩く距離を長くするのです。革が伸びてくるには時間がかかりますので、あせらずに時間をかけて馴染ませましょう。

ビジネスマン
ビジネスマン

ちなみに私のローファーは4〜5ヶ月で足に馴染みました。

その理由は素材にあると考えます。私の靴はカーフ製ではなくスエード製でしたので、革が柔らかく、足に大きな負担を感じませんでした。

ちなみにカーフ製のローファーを試着したことがあるのですが、どのサイズ・ウィズの靴を試し履きしても指に痛みを感じたため購入を断念した経験もあります。

ですから、カーフ製の靴で痛みを感じる場合はスエード製を試してみるのも良いかもしれません。

J.M.WESTON(ウエストン)のきついローファーを早く伸ばす方法

このブランドの靴は履き慣らす過程で、足に馴染んでいくのが分かりますので無理に伸ばす方法はおすすめできません。

特にローファーは甲や踵、土踏まずのアーチ部分で足にフィットしていますので、購入してから半年以内に革を伸ばす行為は、靴のサイズを大きくしてしまうかもしれません。

ですから自然に馴染ませるのが一番良いのです。

とはいっても、購入後にどうしてもきつい部分や痛い部分が出てくるかもしれません。その場合は以下の方法で革靴を伸ばすのもやむを得ないと考えます。

以下、革靴のサイズを大きくする一般的な方法を紹介します。

方法①クリームで馴染ませる

履いて痛い部分に靴クリームを塗ると革が柔らかくなって馴染みやすくなる場合があります。

ただし、クリームを靴の表側に塗るのは良くありません。靴にシミができる可能性が大きいからです。クリームは靴の裏側に塗るのが良いでしょう。

その場合はクリームを塗りながらきつい部分を外側に押すとより効果的です。これを適宜繰り返すことできつい部分を修正することができるかもしれません。

通常よりもシミになりにくいデリケートクリームを使うのがおすすめです。

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方法②親指や小指が当たるならポイントストレッチャーを使う


ピンポイントの痛みにはポイントストレッチャーを使うのも良いでしょう。ポイントストレッチャーとは、部分的に靴を伸ばすことのできる専用の器具です。

この器具は靴に当たる部分だけを伸ばすことのできる便利なツールです。ただし、一度伸びてしまった革は元には戻りませんので行う場合は細心の注意が必要です。

私もウエストンで試し履きをした際、どうしても痛い部分があると店員さんに伝えたことがあるのですが、この方法を勧められたこともあります。

ただし、ポイントストレッチャーを使った場合は買い取ってもらうと言われてしまいましたので、その靴の購入は断念したことがあります。
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方法③前全体が痛いならシューズストレッチャーを使う


シューズストレッチャーとは靴伸ばし専用の道具で、靴の幅を伸ばします。幅を伸ばすことで足囲が広がり、その結果甲も伸ばすことが可能です。

ローファーでこの器具を使う場合は、サイズが大きくなりすぎる場合もありますので使う際は少しずつ伸ばしていくのが良いでしょう。

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方法④靴修理店に持っていく

先ほど説明したポイントストレッチャーとシューズストレッチャーは、靴修理店で調整が可能です。自分で調整することが難しい人には良い方法かもしれません。

ただし、修理店はあくまで「修理のプロ」であり、「靴のフィッティングのプロ」ではありませんので、その点は要注意です。

いつまで履いてもきつい場合は無理をしない

1年以上の期間履いてもきついのであれば、以下のような可能性があります。

・サイズ選びが間違っている可能性
・そもそもウェストンの木型と足の形が合っていない可能性

上記に当てはまる場合は無理して履くと、足が変形するなどの症状が出ることもあるので注意が必要です。

足に合わない靴を履き続けると圧迫が強い部分や力が入りすぎる場所が病気となる場合があります。どうしてもきつい靴は無理に履いてはいけません。

ウェストンのローファーが痛い

J.M.WESTON(ウエストン)のローファーがきつい!馴染む期間と早く革を伸ばす方法を解説まとめ

ウエストンの靴は購入当初はきついです。紐での調整が効かないローファーならなおさらです。

そのため店舗で買うことをおすすめします。このブランドの靴はモデルごとに木型が異なります。「自分の足のサイズが7Dだから、ウエストンの7Dを買おう」と考えるのは危険です。

フィッティングのプロである店員さんに足のサイズを測ってもらって、試し履きをするといった過程を経ないと足に合わない靴を買うことにもなりかねません。

また、きつい靴を安易に伸ばそうとするのも考えものです。革は伸びる素材なのでポイントストレッチャーやシューズストレッチャーを使って伸ばすことも可能ですが、できるだけ自分の足で馴染ませる方が良いと思います。

購入の際にはぜひ試し履きをしてください。もしその際に痛いところがあれば店員さんに指摘してください。ウエストンは安価ではないので、購入時はしっかりと検討しましょう!

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この記事を書いた人
leathernokoto

日本で唯一の「女性だけ」の靴修理店で3年働いていました。

休みの日も工房で製造方法を教えてもらい、革靴にどっぷりと浸かった青春(?)時代。

退職後は靴製造で1年働き、その後は革財布やバッグを作るオリジナルブランドを立ち上げました。

このブログでは、革靴に関する悩みやちょっとした小話などを発信しています。

自分もまだ知らないことがたくさんある、レザーの奥深さを皆さんと楽しんでいけたらと思っています。

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