レッドウィングの人気モデル7選|一番おすすめなのは?

レッドウィング人気モデル メンズシューズ

1905年の創業以来アメリカのミネソタ州で作り続けられているレッドウィング。

重厚で堅牢性の高い素材や作り、履き込むほど味がでる魅力に根強いファンの多いワークブーツです。

見た目もプロダクトもアメリカらしいタフさがあり、アメカジファッションはもちろん、最近ではキレイめコーデに取り入れる人も多いです。

今回は、レッドウィングの人気・定番モデルをじっくりご紹介します。好みのレッドウィングを見つけて、さらにおしゃれを楽しみましょう。

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レッドウィングの人気・定番モデル

早速、レッドウィングの人気・定番モデルを紹介します。レッドウィングはモデルがとても多く、同じモデルでも途中でレザーを変更したり、復刻版を出したりと少々複雑です。

ここでは、初めてのレッドウィングでも失敗しないように、代表的なブーツを集めました。気になるモデルがあれば、ぜひチェックしてみてください。

クラシックモック


引用:Amazon
レッドウィングのベストセラーモデルの1つが、このクラシックモックです。ワーク・ハンティング用ブーツとして世界に名前が知れ渡ったのも、このブーツから。

厚くてオイルをたっぷり含んだレザーは、履き始めは硬いものの履き込むほどにみるみる馴染んで程よく足にフィットします。

また、中敷の下に仕込まれたコルクが沈み、自分の足の形へと変化するのもレッドウィングが愛される理由の1つ。白いソールが特徴的で、スタンダードなレッドウィングを履きたい人におすすめです。

アイリッシュセッター


引用:Amazon
クラシックモックと並ぶ、ブランド代表モデルのアイリッシュセッター。発売当時使われていたレザーの色が猟犬の「アイリッシュセッター」と似ていたことから、この名前がつけられました。

コアなファンも多い「犬タグ」がついており、なかにはヴィンテージものを集める人もいるほどです。画像の#9875は、かつて人気のあった#875の復刻モデルとして発売されたもので、1950年代のアイリッシュセッターに用いられた「織りタグ」が付いています。

アイリッシュセッターは1999年に販売停止されたものの、根強いファンの声を受けて発売当時と同じ工場・製法で再現されました。定番ながらも特別感のある一足となっています。

ベックマン


引用:Amazon
レッドウィング創業者、チャールズ・ベックマンの名前がつけられたモデルです。甲革(アッパー)には原皮から5%しか取れないと言われている「フェザーストーンレザー」を使用。

ワークブーツをベースとした木型を使用しているため、形自体はワークブーツですが、レザーが他のモデルよりも上品で優雅な印象を与えます。

そのため、ハードな印象よりもどちらかといえばファッション性が高く、日常使いしやすい一足。男性らしいフォルムながらもすっきりとしたイメージで人気があり「ゴリゴリのワークブーツはちょっと・・」という人にもおすすめです。

ポストマンオックスフォード


引用:Amazon
レッドウィングには丈の長いブーツだけではなく、短靴モデルもあります。最近の服装の流行からすると、短靴(オックスフォード)を選ぶ人もかなり多く、都会的なコーディネートにも合わせやすいです。

なかでも、郵便配達人のために作られたこちらのポストマンオックスフォードは、履き込むことでスニーカーのような履き心地になることでも人気。購入時にはマットなレザーが光沢を増し、変化を楽しむこともできます。

カジュアルはもちろん、キレイめにも合わせやすく、レッドウィングのなかでも女性ウケが良い一足といえるでしょう。

エンジニア


引用:Amazon
エンジニアブーツは、アメリカの鉄道網の発達にともない、働く鉄道機関士のために作られたモデルです。

足首をしっかりホールドするための太いベルトに、つま先を守るために仕込まれたスティールトゥ。最近ではパンツをインして履く人は少ないものの、過酷な現場作業に耐える本物のワークブーツとして、長年高い人気を誇っています。

丈が長いので防寒ブーツとしての使用もできますが、つま先のスティールトゥは真夏になると熱々になるので夏は不向きでしょう。バイカーなど、ハードブーツを探している人におすすめのモデルです。

チェルシーブーツ


引用:Amazon
チェルシーブーツは、脱ぎ履きしやすいように足首の両サイドにゴム布が縫い付けられている「サイドゴア」タイプのブーツです。

イギリスの乗馬ブーツをルーツにもつチェルシーは、19世紀にロンドンのチェルシー地区で流行ったことからこの名前がつけられました。チェルシー地区は現在でも高級住宅地として有名で、オスカーワイルドをはじめとする著名人が暮らした歴史ある街。

そんな街の雰囲気にあう、シックで上品なデザインが魅力の1足です。着脱の際に紐を緩めたり結んだりする必要がなく、「革靴は面倒くさい」と感じる人にもおすすめです。

アイアンレンジャー


引用:Amazon
新品からでもヴィンテージな雰囲気を感じさせるのが、アイアンレンジャーです。アイアンレンジャーは、アメリカにある鉱山地域「アイアンレンジ」で鉄鉱石を採掘する鉱夫のために作られたモデルです。

つま先を保護するための「キャップドトゥ」が特徴で、つま先部分のみレザーが二重になっています。ワークブーツ感のあるしっかりとしたデザインに丸みのあるつま先。そして何よりしなやかながら、経年変化が楽しめるレザーも魅力です。

本国アメリカでは、このアイアンレンジャーが一番人気ともいわれています。

レッドウィングで一番おすすめなのは?

レッドウィングのブーツはどれも個性があって、順位をつけにくいのですが・・

個人的に(本当に個人の意見です)一番おすすめなのは、ベックマンです。ベックマンはワークブーツらしい形をしながらも無骨な感じがおさえられているので、タウンユースしやすい印象です。

「ザ・レッドウィング」というイメージのブーツが欲しい人には、絶対的にクラシックモックアイリッシュセッターがおすすめですが、「手持ちの服といろいろ合わせたい!」「日常使いしたい」という人には、ベックマンがぴったりだと思います。

あと、スマートな合わせ方をするなら、オックスフォードもおすすめです。短靴タイプはどんな服装にも気軽に合わせられるので、流行に関係なく履けるのが良いですね。

レッドウィングの選び方

レッドウィングは、モデルによってレザーが硬かったり、サイズ感がスニーカーとは違うため、選び方に失敗すると後悔する可能性があります。

以下の3つのポイントをおさえて、「一生物の相棒」となる一足を見つけましょう。

ハーフサイズからワンサイズ小さめを目安にする

レッドウィングはモデルによって木型が異なるため、同じサイズ表記でも実際の大きさが違うことがあります。

ただ、どのモデルも通常のスニーカーより大きめに作られているため、基本的にはハーフサイズからワンサイズ小さめを選ぶのがおすすめです。

また、履き込んでいくと靴の中底に入っているコルクが沈み、靴の中の空間が広がります。そのため、購入時に「少し大きめ」を選んでしまうと、馴染んだ頃にはサイズが大きくなりすぎてぶかぶかになってしまうことも。

大きすぎると、靴の中で足が動いたりカカトが浮いたりして、歩きづらくなってしまいます。最低限ジャストサイズ、できればハーフサイズからワンサイズ小さめを目安に選び、履き込んで馴染ませましょう。

革のテイストをチェックする

レッドウィングは素材に使っている革にも強くこだわっているブランドです。自社でタンナー(革を製造する工場)を所有し、手間をかけた革づくりをおこなっています。

レッドウィングのブーツに使われている革は20種類以上もあり、正直なところすべて把握するのは困難です。

使用されている革をかなりざっくり分けると、

・オイルドレザー
・スムースレザー
・起毛レザー

の3つに分けられます。

また、今回紹介した代表的なレッドウィングのモデルで使われている革は、

・オロレガシー、オロラセット(クラシックモック、アイリッシュセッター)
・ゴールドラセット(アイリッシュセッター)
・フェザーストーンレザー(ベックマン)
・シャパラルレザー(ポストマン)
・ブラック・クロンダイク(エンジニア)

など・・

同じモデルでも型番や復刻版によって使われている革が違ったりします。ただ、コレクターになりたい人でなければ、気になるモデルの革がどの種類に該当するかだけをチェックしておけばOKです。

革によって雰囲気や馴染み方、手入れ方法、エイジングの仕方が異なりますが、「まずは一足履いてみたい」という人は、履き心地と見た目の印象で選んで問題ないでしょう。

ソール(底)の素材をチェックする

レッドウィングのソールは、修理を前提とした作りにするため「グッドイヤーウエルト製法」という製法で作られています。

ただ、モデルによってソールの素材や付け方が異なり、履き心地にも影響します。

レッドウィングの代表的な白いソールは、「トラクションレッドソール」といわれるもので、軽くて柔らかく、クッション性が高いです。

他にも、vibramソール(ビブラムソール)、グロコードソール、ケミガムソールなど、モデルによって多様なソールが用いられています。

また、レッドウィングが開発した「スーパーソール」は、1970年代に特許を取得。セメント製法(アッパーとソールを接着するだけの製法)でありながら、グッドイヤーウエルト製法に劣らない強度があります。

また、セメント製法にすることで大量生産が可能になり、他のモデルよりも低価格で販売されています。

レッドウィングの人気モデル7選|一番おすすめなのは?まとめ

今回は、レッドウィングの人気かつ定番のモデルを紹介しました。どれも魅力たっぷりなブーツなので、まずはデザインや履き心地で一足選んでみると良いと思います。

レッドウィングはアメカジに合わせやすいブーツですが、モデルによってはキレイめコーデにも対応します。ぜひ今回紹介した内容を参考に、お気に入りの一足を手に入れてくださいね。

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この記事を書いた人
leathernokoto

日本で唯一の「女性だけ」の靴修理店で3年働いていました。

休みの日も工房で製造方法を教えてもらい、革靴にどっぷりと浸かった青春(?)時代。

退職後は靴製造で1年働き、その後は革財布やバッグを作るオリジナルブランドを立ち上げました。

このブログでは、革靴に関する悩みやちょっとした小話などを発信しています。

自分もまだ知らないことがたくさんある、レザーの奥深さを皆さんと楽しんでいけたらと思っています。

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