J.M.WESTON(ウエストン)のローファー・ゴルフの履き心地を紹介!

メンズシューズ

革靴に興味のある人なら知らない人はいないであろうブランド「J.M.WESTON」を紹介します。

ウェストンの歴史は1891年に始まり、今ではフランスを代表する革靴ブランドとしての地位を確立しています。

この記事では私が実際に購入し、靴によっては20年以上履き続けてわかったウエストンのローファー・ゴルフの履き心地やサイズ感を紹介していきます。

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J.M.WESTON(ウエストン)のローファー・ゴルフの履き心地を紹介!

ウエストンの靴は「革靴界のロールスロイス」と言われた時代もあったほどです。その理由は丈夫さと履きやすさにあります。

本来、革靴は一日履いたら2〜3日は休ませるものなのですが、頻繁に使用しても問題ないほどの耐久性があります。

履くほどに足に馴染んでくる感覚もあります。

私は代表的なモデルである「ローファー」や「ゴルフ」などをはじめ、約10足ほどウエストンを所有し、靴によっては約25年履き続けています。

ビジネスマン
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そんな私がこの靴の履き心地について以下で紹介いたします。

ローファー

ビジネスマン
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私が所有しているJ.M.WESTONのローファー(色:スエード素材のダークブラウン サイズ:7 ウィズ:C)です。約20年愛用しています。

ウエストンの代表作といえば、ローファーです。

ウエストンの特徴にサイズバリエーションの豊富さがありますが、ローファーに関してはサイズが4.5(約24.5cm)から10(29.5cm)まであり、ウィズに関してもC〜Eの3種類そろっています。

この靴の履き心地は足全体でホールドされる感じがあり、特に土踏まずの部分のフィット感が秀逸です。

また、踵の部分も小ぶりに作られており、ローファーにありがちな踵が抜けるようなことはあまりありません。

ただし、足幅や甲は若干キツめです。店員さんがキツめの靴を勧めるのがこのブランドの特徴ともいえます。

紐で調節の効かないローファーだからこそ、将来の革の伸びやインソールの沈み込みを考慮したサイズを勧めているとのこと。

またスエードのローファーは、実際に店舗で試着した普通のカーフの靴よりも履き初めに硬く感じない点も特徴です。

ゴルフ

ビジネスマン
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筆者所有のJ.M.WESTONのゴルフ(色:ブラック サイズ:7 ウィズ:B)です。 約25年愛用しています。

もうひとつのウエストンの代表モデルがUチップ(通称:ゴルフ)です。

この靴はサイズバリエーションが豊富で4(24cm)から9(28cm)まであり、ウィズはC〜Eの3種類あります。(昔は店舗にBウィズがありました)

この靴は「ジャーナリストシューズ」と呼ばれ、記者が履き倒しても大丈夫だったという逸話があります。

アッパーには多く油分を含んだ革が使われているため、頻繁にクリームを塗らなくても大丈夫です。

また底材はラバーソールでできているため、耐水性やグリップ力に優れています。

とはいえ、最初はゴム底でも底材の返りが硬く、慣れるのに時間がかかるかもしれません。

履き心地は踵や足幅のホールド感がぴったりとフィットしているため、悪くないのですが慣れるまで多少キツいと感じます。

また甲も最初はキツく感じるため、紐で緩めに調節する必要があります。

しかし、この靴は時間の経過とともに革は少し伸びたり、インソールが沈み込みます。

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少しのキツさは慣れるまで我慢する必要があるかもしれません。そしてその後履き心地の良さに気づくのです。

「購入時にキツめのサイズを買って履きこむことで足に馴染ませていく」これがこのブランドの考え方でもあります。

実際、店員さんの勧めたサイズを購入して、25年経った今でも違和感がなく履きやすいです。

仮に緩めの靴を買っていたとしたら、現在の履き心地はきっと悪いのではと考えてしまいます。

jmwestonゴムソール

ビジネスマン
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筆者所有のJ.M.WESTONのゴルフ(色:ブラック サイズ:7 ウィズ:B)の底材です。 

J.M.WESTON(ウエストン)のサイズ感は?

私の場合、足がサイズの割にウィズ(足幅)が細いため、足幅部分にピッタリな靴はあったのですが、踵が大きくて履きづらい革靴が多かったのです。

当時、初めてゴルフを試し履きをしたとき、踵のホールド感が他の靴とは違いました。

踵が革でしっかりと包まれている感覚です。

ここは人によってはキツいと感じるかもしれません。

また甲の部分の部分は紐で調節が可能ですので甲高の人も問題なく履けるでしょう。

ローファーに関しては購入時にゆとりのあるサイズを選ぶと、長年履くとゆるく感じるようになります。

特に足幅の部分や甲の部分が緩めの場合には履きにくくなりますので注意が必要です。

「購入時にキツめのサイズを買って履きこむことで足に馴染ませていく」これがウエストンの靴の考え方ですので、少しキツめの靴を買うのが長期的に見て正解かもしれません。

実際に店員さんのフィッティングで購入し、20年以上たった今でも全く問題はありません。

なお、革靴を試し履きする際に「キツい」靴は少しなら許容範囲ですが、「痛い」と感じる靴は明らかにサイズが小さいです。この点も知っておくと良いでしょう。

J.M.WESTON(ウエストン)のローファー・ゴルフの履き心地まとめ

ウエストンはサイス・ウィズともに豊富なブランドです。ただし、モデルによって使っている木型が異なるため、実際に履いてみないと自分に合うかどうか分かりづらい靴ブランドでもあります。

例えばローファーのサイズが7でウィズがDだとしても、ゴルフのサイズは7.5でウィズはCということもあるのです。

すでにウエストンを持っている人が別のモデルの購入を考えている場合は要注意です。

ちなみに私のローファーはサイズが7でウィズはCですが、ゴルフではサイズが7または7.5でウィズがBです。

このようにモデルによって合うサイズが異なりますので、ウエストンを買う場合は店舗でフィッティングを受ける方が間違いありません。

ウエストンはさまざまな木型があって履き心地の良い、サイズ感の合う一足を見つけるには良いブランドですが、店舗に行かないと納得いく靴を探すのが難しいのもこのブランドの特徴といえますよ。

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この記事を書いた人
leathernokoto

日本で唯一の「女性だけ」の靴修理店で3年働いていました。

休みの日も工房で製造方法を教えてもらい、革靴にどっぷりと浸かった青春(?)時代。

退職後は靴製造で1年働き、その後は革財布やバッグを作るオリジナルブランドを立ち上げました。

このブログでは、革靴に関する悩みやちょっとした小話などを発信しています。

自分もまだ知らないことがたくさんある、レザーの奥深さを皆さんと楽しんでいけたらと思っています。

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