革製品を洗濯してしまった!硬くなった革を柔らかくする方法の紹介&試してみた。

洗ってしまった革 手入れ関連

どうやら先日、主人が革のキーケースを洗濯してしまったようです。

洗った後にケアせずに放置していたようで、完全に乾いたカチカチに・・!

このようにカチカチに硬くなった革を柔らかくする方法をまとめました。

また、今回は洗濯してしまったキーケースを実験台にして硬くなりすぎた革を柔らかくする方法はあるのか?を試してみました!

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革製品を洗濯機で回しただと?!

わたしがレザークラフト初心者の頃に、主人に初めて作ったキーケース。

かなり汚かったので洗濯機で回してみたそうですw(オイ

洗った後に何の手入れもしなかったようで、仕上がりはカチカチに(当たり前・・)

これを柔らかくするオイルってある?と言われたので、いやいや無理やろと。

でも、捨てるくらいなら実験台にしちゃえ!

ということで、今回はこのきったないキーケースを柔らかくすることができるのか?!を実験してみたいと思います。

問題のキーケース↓

革を洗濯してしまった
(マジで汚くてカチカチ・・)

三つ折りになる折り目で曲げても曲がりきらないし、折り目以外の場所では硬すぎて曲げることができないほど硬い。

おそらくこまで硬くなってしまった革は柔らかくならないと思いますが。。

まずは硬い革を柔らかくするにはどんな方法があるのかを紹介していきます。

ちなみに、ぬれた革の正しい乾かし方は、こちらの革靴の乾かし方とほぼ同じでイケます、お試しあれ。
>>濡れた革靴の乾かし方の手順&アフターケア

革を柔らかくする方法

革そのものが硬いもの、条件によって硬くなってしまったものなど、

「硬い革」と言っても、それぞれによってなぜ硬いのかの理由は違います。

本来、革は温まると柔らかくなって冷えると硬くなるという性質を持っています。

このことから、夏の気温が高い方が柔らかくて冬の気温が低い時は革が硬くなりやすいということも覚えておくといいと思います。

ここでは自分で簡単にできる、革を柔らかくする方法というのはいくつかあるので紹介していきます。

どれがどの革に最適な方法なのかはやってみないとわからないところもありますが、できそうなことをチャレンジしてみると柔らかくなる可能性があるのでやってみてください。

①手で揉む
②オイルを塗る
③革用の柔軟剤を塗る

①手で揉む

まずは、手で揉む方法。

多くの革は使っていくと柔らかくなり、馴染んできますよね。

革の内部は、繊維が絡まっていることでハリや硬さが保たれています。

使っていくうちによく曲げる場所やよく動く場所などから柔らかくなっていきますが、これは内部の繊維がほぐれていくことにより起こる現象。

この性質を利用して、わざと繊維をほぐすことで革を早く柔らかくすることができるのです。

ただ、あまり無理に揉むと変なところでグニャっと曲がってしまってクセががついてしまう可能性があるので、無理やり揉みすぎないように注意しましょう。

また、硬い革を一度に理やり曲げると端の方が割れてしまう可能性もありますので、徐々に柔らかくなるように数回に分けて揉んでみましょう。

次のオイルを塗る方法と上手に組み合わせることで、早く柔らかくすることができますよ。

②オイルを塗る

次はオイルを塗る方法です。

革にオイルを浸透させることで油分が補給されて、保湿になります。

人間の皮膚と同じで、保湿された革はしなやかで柔らかくなるのです。

本来の革の硬さが硬いものに関しては例外かもしれませんが、以前よりもカチカチになってしまった革は、おそらくかなり乾燥していると思います。

乾燥している革は硬くなってしまっているので、オイルを塗って内部にしっかりと油分を浸透させることによって革を柔らかくすることができます。

オイルを1回塗った状態で柔らかくならなければ、時間や日にちを置いてもう一度オイルを塗ってみましょう。

また、水で濡らして硬く絞った布で革を軽く湿らせてからオイルやクリームを塗るとオイルの浸透が早くなるので、革が柔らかくなりやすいです。

この時の注意点として、濡らす時は全体を濡らしましょう。

硬いところだけでいいか~と、一部のみを濡らすとシミの原因になってしまいます。

先ほど紹介した「手で揉む方法」と組み合わせて、オイルを塗った後に軽く革を揉んでおくと、より柔らかくなるのが早くなります。

革を柔らかくするオイル3選

では、オススメの革を柔らかくするオイルを3つご紹介します。

\ミンクオイル/


ミンクオイルは革のケア用品の中でもかなり有名なオイルなので、知ってる人も多いかと思います

このような固形のミンクオイルは、オイル自体を温めながら塗ることで革への浸透がよくなりますよ。

\ニートフットオイル/

このニートフットオイルは、液体なのでかなり浸透性がいいです。

またヌメ革などのナチュラルな革の経年変化を早めることができるので、使っている人も多い人気の高いオイルの一つ。

注意点としては、浸透性が良すぎるので塗りすぎないこと。

特に、ニートフットオイルはヌメ革のような吸収力の高い革は柔らかくなりやすいので、塗る量に注意が必要です。

\ストロングオイル/

このストロングオイルは、スポーツメーカーのミズノから発売されているオイルです。

本来は野球のグローブに使うオイルですが、実は革ジャン・革パンやバイカーブーツなど、硬い革製品全般を柔らかくすると密かな人気オイルなんです・・!

塗った後のベタつきもなくさらっとしているのでミンクオイルよりも使いやすいという声も多数。

昔履いていたドクターマーチンのブーツにもこいつを塗ればよかったのか・・もっと早く出会いたかった。。

③革用の柔軟剤を塗る

革用の柔軟剤とはなんぞや?!と思う人も多いと思いますが、実は革を柔らかくする”柔軟剤”があるんです。

これはローションタイプでシミにもなりにくく、柔らかくなる効果も高いので、靴が小さくて悩んでる人や革ジャンがキツくて長時間着れない・履けないという人にもオススメです。

シミになりにくく、硬いところだけに塗ることができて便利。

この商品は動物性の油脂と特殊なローションの成分を調和させることで、革の内部の繊維をほぐすことができる仕組みになっています。

個人的に、この特殊なローションの成分というのは髪の毛に使うリンスやコンディショナーに使われる成分のようなものかな?と。

ウールのセーターが縮んだ時にリンスやコンディショナーで洗うことで、セーターの繊維がほぐれて伸ばすことができるのはご存知でしょうか?

おそらくその作用に似たことが起きるんじゃないかなって思います。

そのため革を柔らかくする効果がかなり期待できて、さらに保湿効果もあるので乾燥を防ぐことができます。

※普段の手入れに使うクリームやオイルとは別で、硬い革にだけ使うようにしてくださいね。

オイルを使って革を柔らかくする時の注意点

ここまでで紹介した方法で、オイルを使う際の注意点を紹介しておこうと思います。

一度革にオイルを入れると、元の状態に戻すことは難しいので革の扱いに慣れていない方は、慎重にオイルを塗ることをおすすめします。

革にオイルを塗る時には、シミにならないようにまずは見えない場所で試してから塗ること。

そして、塗る時は全体にまんべんなく塗ること。

大体のオイルは塗ってすぐはムラがあるように見えても、時間が経つと落ち着いて塗りムラはなくなるのですが、

塗っている場所と塗っていない場所がある場合には、色や質感や柔らかさが変わってしまいます。

なので、できるだけ同じ量を全体に塗ることを心がけるようにしましょう。

また、オイルを塗ると内部に油分が入り込むため、乾燥を防ぐことができます。

革にとって乾燥しすぎることは大きなダメージになってしまいますが、常に油分が多い状態というのも革の保管状況によってはカビが生える原因となってしまいます。

オイルを塗った革は、できるだけ湿度の低い場所で保管したり、定期的に様子をみるなどの注意が必要です。

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カチカチになった革が柔らかくなるのか実験

前置きが長くなりましたが。。

せっかくだし捨てる前にオイルをたくさん塗れば、硬くなりすぎた革でも柔らかくなるのか、やってみます。

今回は実験ということで、誰かの役に立つのか分からないほど硬くなってしまった革(笑)に試しにオイルを塗っていきたいと思います。

見苦しい部分もあるかと思いますが、果たして革が柔らかくなるのか興味のある方はどうぞ最後までお付き合いください<(_ _)>

硬くなった革のキーケースにオイルを塗ってみた!

革を洗濯機で洗ってしまった

ということで、このきったない手作りのキーケース(縫い目も汚い)に、

先ほど②の中で紹介した、ニートフットオイルを塗っていきたいと思います。

このオイルはかなり浸透性がよく、本来の使い方であれば薄く塗ることをオススメしています。

がしかし、今回のこのガチガチになってしまった革には「オイルレザー化」させるくらい塗らないと、柔らかくならない。

そんな気がするので、柔らかくなるまで塗ってみようと思いますw

果たしてどのくらいオイルを塗れば革は柔らかくなるのでしょうか?!

今回使うのはこちらのクラフト社のニートフットオイルを使っていきます。

乾燥した革にニートフットオイル

わたしは普段の革の手入れにニートフットオイルを使うことはあまりないので、小さいこのサイズで十分の量です。

手持ちの色んなレザー用品に使いたい方は、別のメーカーからもっと量の多いニートフットオイルも販売されているのでそちらを使うといいと思います。

使い方は簡単で、布やウールピースという羊の毛にオイルをとって塗るだけ。

売っているところは少ないかもしれませんが、羊の毛を使うと塗りやすいですよ。

革にニートフットオイルを塗る

塗ったところにオイルが染み込んで色が濃くなりました。

ウールピースを使ってオイルを塗る

外側も全体的に塗っていきます。

吸収するところとしないところがあり、色の濃さが違いますね。

全体に塗る

三つ折りに曲がるところは繊維がほぐれているので吸収しやすいんでしょうね。

1回目が塗り終わりましたが、硬さの変化はあまりありません。

少し曲がるようになったかな?程度。

10分ほど置いて、再度ニートフットオイルをたっぷり塗っていきます。

ニートフットオイルを多く塗る

オイル過多になって、あまり吸収しなくなりました。

革の表面に塗ったオイルがいつまでも表面に残っています。

全体に2回、かなり多めにニートフットオイルを塗り終わりました。

ニートフットオイルを塗った革

これだけ塗っても硬さには変化なし。

また日を置いてオイルを塗ってみたいと思います。

果たしてこのキーケースが柔らかくなる日は来るのでしょうか?!w

実験はまだまだ続きそうです。。

もし私のように、硬くなったり縮んだりしている革を柔らかくして伸ばしたい人は、今回紹介した方法を参考にしてみてくださいね。

革製品を洗濯してしまった!硬くなった革を柔らかくする方法の紹介&試してみた。まとめ

硬くなってしまった革製品は、本当に硬いです(そのまんま)w

柔らかくなれば使えるものも硬いだけで使えないですし、体に害を及ぼす場合も。

硬い革でお悩みの方は、今回紹介した革を柔らかくする方法を試してみてくださいね。

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この記事を書いた人
leathernokoto

日本で唯一の「女性だけ」の靴修理店で3年働いていました。

休みの日も工房で製造方法を教えてもらい、革靴にどっぷりと浸かった青春(?)時代。

退職後は靴製造で1年働き、その後は革財布やバッグを作るオリジナルブランドを立ち上げました。

このブログでは、革靴に関する悩みやちょっとした小話などを発信しています。

自分もまだ知らないことがたくさんある、レザーの奥深さを皆さんと楽しんでいけたらと思っています。

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さて、革靴の話をしよう

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