J.M. WESTON(ジェイエムウエストン)を代表するUチップの靴「ゴルフ」ですが、Googleで検索すると「ウエストン ゴルフ ダサい」と出てきます。

ゴルフを2足所有する筆者にとっては、あまりいい気がしません(笑)
私はウエストンのゴルフを2足所有し、そのうちの1足は25年以上愛用し続けています。これだけ履き続けてきて言えることは、ゴルフは決してダサくないということです。
この記事では、なぜゴルフが「ダサい」と言われる理由、25年履き続けてわかった本当の魅力、後悔しないためのサイズ選びについて紹介していきます。
ウエストンのゴルフは本当にダサいのか?愛用者の結論

ゴルフは一見シャープさに欠けるデザインですが、そこがこの靴の魅力でもあります。丸みを帯びた見た目はカジュアルだけでなく意外とドレススタイルにも合う革靴です。
ドレススタイルというと「ストレートチップが正統だ」とか「シャープさが感じられない」と思う人もいるでしょう。
私の体型は大柄ですが、そんな体型にもウエストンのゴルフはマッチしてくれます。ぼってりとした見た目が意外に「控えめな存在感」として映えるわけです。
ゴルフは一見使いづらそうなデザインに見えるかもしれません。しかし、実際に履いてみると、さまざまなファッションに合わせやすい革靴だと感じています。

意外と使い勝手の良い革靴ですよ
実際のデザインや仕様を見てみたい方は、以下のリンクから商品ページをご覧ください。
ウエストンのゴルフがダサくない理由3つ
一部では「ウエストン ゴルフはダサい」という声もありますが、それは誤解です。
むしろ約70年にわたり愛され続けてきた理由があります。ここでは、その魅力を3つの視点から解説します。
①普遍的なデザイン
この靴はシャープさとは縁遠い靴ですが、この靴の魅力は1955年に登場してから何も変わっていない色褪せないデザインにあります。
約70年も変わっていない丸みのあるデザインは、オーソドックスという言葉が似合うほど。見た目は細すぎず、かといって太く見えすぎない上品なデザインです。
ウエストンのゴルフが登場してから約70年の間には、色んなファッションが流行しましたが、時代ごとのファッションの変化にも寄り添ってきた、まさに「普遍的な革靴」です。
②カジュアルにもドレスにも合わせやすい
この靴はゴム底のUチップなので、カジュアルなスタイルによく似合います。特にキレイめのファッションによく合います。
またドレススタイルにも似合うのもこの靴の特徴です。例えば細身のスーツにも足元に適度な存在感を与えてくれます。意外とバランス良くまとまって見えるものです。
もちろん、スーツだけでなくジャケパンスタイルにもハマります。この靴の控えめな存在感が良い意味で足元のアクセントになるわけです。
スーツスタイルが仕事着ではない人が多い時代です。どんなスタイルにも合わせやすいゴルフは重宝するのではないでしょうか。
③履き心地が最高に良い
ウエストンの特徴でもあるのですが、ゴルフのサイズはとても豊富です。サイズは4インチから10.5インチまであります。
また、ウィズは最大で4種類(B〜E)を取り揃えていてどんな足でもサイズに困ることはほぼないといっても過言ではありません。
最初はきついと感じるかもしれませんが、フィッティングさえ間違えなければ、履き慣らすことで最高の履き心地を感じられるようになるのです。
ただ、どんなブランドの革靴でも「もしかしてダサいの?」と不安になる人は少なくありません。
過去に投稿した以下2つの記事で、リーガルとスコッチグレインについても書いています。興味のある方はあわせてご覧ください。
ウエストン ゴルフがダサいと言われる3つの理由
ではなぜ「ウエストン ゴルフはダサい」と言われるのか?3つの理由と25年履いた私の結論します。
デザインの「ぼってり感」が野暮ったく見える?
ゴルフの最大の特徴は、丸みを帯びたUチップのフォルムと、厚みのあるトウ(つま先)です。
イタリア靴のようなシャープでロングノーズなシルエットを好む人の目には、この「ぼってり感」が野暮ったく、子供っぽく感じやすいと思います。
近年はこうした「チャンキー(厚みのある)」な革靴が再評価されつつありますが、シャープなシルエットを好む人には、やや武骨に映るかもしれません。
こうした印象の差が、この靴の評価を二分していると考えられます。
年代やコーディネートとミスマッチしている
ゴルフは非常にクラシックで落ち着いた雰囲気を持つ靴です。
そのため、20代前半でストリート色の強い服装に合わせると、靴の渋さが強調されすぎて「おじさん臭い」印象を与えてしまうことがあります。
一方、30〜50代の落ち着いた装いやトラッド寄りの服装とは好相性。靴の重厚感が「大人の余裕」や風格を際立たせます。
このように、ウエストン ゴルフのクラシックさは年齢層との組み合わせで魅力を増すこともあれば、逆に重たく映ることもあります。
つまり、「ダサい」という評価は靴そのものの問題ではなく、全身のコーディネートとのバランスに大きく左右されると考えられるでしょう。
「普通の靴」に見えてしまう
ウエストンのゴルフは、正規店で購入すると18万円以上する高級靴です。
しかし、一見すると「どこにでもある普通のUチップ」に見えることも、評価を分ける要因かもしれません。

ブランドロゴが目立つわけでもなく、派手な装飾もありませんし。
デザインや品質に対して価格に少しでも疑問を感じるのであれば、『ジャランスリワヤ』など、ウエストンに似ている、もう少し安価なブランドを選ぶほうが安全かもしれません。
ウエストンのゴルフに似ている「ぼってりとしたUチップ」を展開しており、3万円台という圧倒的な低価格で本格的な作りを楽しめますよ。
ウェストンのゴルフの経年変化を紹介
ここで筆者が約25年履いているゴルフの写真を紹介します。下の写真は東京の青山にある直営店で85,000円(税抜)で購入したものです。

購入時は甲の部分がきつかったのですが、今では羽根の部分が完全に閉じてしまいました。若干ですが甲にゆるさを感じるようになりました。
インソールも沈み込んだせいか、全体的に革が伸びても足がちょうど良く靴におさまります。
店員さんの勧めるサイズを信用して良かったと本当に感謝しています。20年以上使える靴はそうは多くないはずですから。
もちろん履き方や手入れの仕方にはよりますが、25年履いているとは思えないほど、綺麗な状態だと思います。

これだけ長い年月履いていても、経年”劣化”しない革靴は貴重だと思います。
年代別に見るウエストン ゴルフの魅力
ウエストンのゴルフは、履く人の年齢やライフスタイルによって魅力の見え方が変わります。
20代で履き始めれば、時間をかけて革を育てる楽しみがあり、30代以降であれば落ち着きや格好良さをより引き立てられます。
ここでは、年代別の魅力を見ていきましょう。
20代で履くウエストン ゴルフの魅力
20代からウエストンのゴルフを履き始める最大の魅力は、時間をかけて自分だけの一足に育てられることです。
実際に私も20年以上ゴルフを履いてきましたが、丁寧に手入れを続けることで艶や色味が深まり、履きジワさえも味わいになることを感じています。
また、靴そのもののデザインが普遍的なので、流行に左右されず長く使えます。
若いうちからこうした「一生モノ」に触れることで、ファッション全体の軸がしっかりしてくるのも大きなメリットです。
30代以降で履くウエストン ゴルフの魅力
30代以降になると、ファッションに落ち着きや品を求める場面が増えてきます。
そんな時、ウエストン ゴルフの丸みを帯びたフォルムと重厚感は、大人の余裕を演出する絶好のアイテムです。
ジャケパンやウールパンツなどのトラッド寄りな装いはもちろん、きれいめカジュアルに合わせても、上質さと風格を足元から引き立ててくれます。
ウエストン ゴルフのサイズ感と履き心地
ウエストンのゴルフは、履き心地の評価が非常に高い革靴として知られています。
その理由は、サイズ展開やウィズ(足囲)の豊富さ、そして履き込むことで自分の足にフィットしていく特性にあります。
ここでは、サイズの選び方や履き始めの注意点、さらに長く快適に履くための工夫について解説します。
ウエストン ゴルフのサイズ表とフィット感の特徴
| サイズ(インチ) | 日本サイズ(目安) | ウィズの種類 |
|---|---|---|
| 4~10½(0.5刻み) | 約24.5cm~29.5cm | B, C, D, E |
ウエストンのゴルフは、4インチから10.5インチまで、0.5刻みでサイズ展開があります。靴幅(ウィズ)は最大で4種類(B/C/D/E)を取り揃えており、Dがスタンダードな幅です。
Bに近づくほど狭く、Eに近づくほど広くなります。細足から幅広まで幅広く対応できるのが大きな特徴です。
公式サイトにはサイズ表が掲載されており、足長・足囲を計測して選べるため、初めての方でも安心です。購入時は必ず試着、もしくは公式オンラインでのサイズガイドを参考にしましょう。
馴染むまでの期間と靴擦れ対策
ウエストンのゴルフはフランス靴らしく、革がしっかりしているため、履き始めは硬さを感じやすいです。一般的には履き込み開始から数週間ほどで革が柔らかくなり、足に馴染んでいきます。
靴擦れを防ぐためには、最初は短時間の着用から始めることが大切です。加えて、靴用のストレッチスプレーや木製シューキーパーを併用すると、革の馴染みが早くなります。
特に木製シューキーパーは、型崩れ防止と湿気対策にも効果的です。ゴルフを長持ちさせたい方は、以下のようなシューキーパーを必ず入れておきましょう。
かかと浮き・モカ割れへの対応
ウエストン ゴルフの履き始めに多い悩みが「かかと浮き」と「モカ割れ」です。かかと浮きは、インソールやヒールパッドを入れることで改善できます。
モカ割れはアッパーの革に過度なシワが入り、割れる現象ですが、定期的なクリームケアと履き方の工夫で防げます。特に、履く際は必ず靴べらを使い、甲の革に負担をかけないことが大切です。
J.M.ウエストンを安く買う方法
現在、J.M. WESTON ゴルフを正規店で買うと18万円を超えており、「気軽に買える靴ではない」と感じる方も多いと思います。
憧れはあるけど二の足を踏んでしまう……という方に向けて、私がおすすめする2つの「賢い買い方」を紹介します。
信頼できるショップで「中古・新古品」を探す
ゴルフは非常に堅牢な作りのため、たとえ中古であっても、手入れさえすればさらに10年、20年と履き続けることが十分に可能です。
最大のメリットは、やはりコスパです。状態の良い個体でも、定価の半額から3分の2程度の価格で見つかることもあります。
また、前オーナーがある程度履き慣らしてくれている場合、靴擦れなしで快適な履き心地を楽しめる可能性もあります。
一生モノだからこそ、信頼できるブランド古着店などで「自分に合う一足」を宝探し感覚で探してみるのも賢い買い方と言えるでしょう。
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予算を抑えてゴルフの雰囲気を楽しむなら
「絶対にウエストンでないとダメ」という理由がないのであれば、他のブランドに目を向けてみるのも一つだと思います。
先ほども紹介したジャランスリワヤ(JALAN SRIWIJAYA)などは、ウエストンのゴルフに非常に近く、本格的なグッドイヤーウェルト製法で作られているブランドです。
3万円台という驚異的なコストパフォーマンスながら、フランスのデュプイ社などウエストンと同じ最高峰のタンナーの革を使用しているモデルもあり、靴好きの間でも一目置かれる存在だったりします。
「いつかはウエストン」という目標を持ちつつ、まずはこの一足でUチップの万能さを日常で存分に味わい尽くす。そんな贅沢な楽しみ方も、革靴ライフの醍醐味と言えると思います。
J.M.ウエストンのゴルフはダサい?10年以上愛用してわかった後悔しない選び方と経年変化まとめ
ゴルフはその見た目から一見ダサい靴と思われるかもしれません。でも実際に履いて鏡の前に立つと足元の程よい存在感に気付くはずです。
また、どんなファッションにも合わせやすく、便利なアイテムです。カジュアルにもドレスにも程よい存在感を与えてくれます。
ただ、購入当時の履きならしは結構苦痛を感じます。きつい靴を少しずつ足に馴染ませていくわけですから大変です。履き慣れてくると本当に「良き相棒」となってきます。
購入する際のフィッティングさえ間違わなければ、この靴は本当に一生モノです。ゴルフは現在かなり高価になってしまいましたが、それだけの価値のある靴といえるでしょう。
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