革靴におすすめの防水スプレー5選|効果が高まる使い方も紹介!

革靴におすすめの防水スプレー 手入れ関連

革靴を雨から守る防水スプレーですが、種類が多すぎて「どれを選べば良いのかわからない」という人も多いと思います。

そこで今回は、革靴におすすめの防水スプレーを紹介します。効果が高まる使い方や、選び方についても紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

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革靴に防水スプレーはいらない?!

ネット上には、「革靴に防水スプレーはいらない」と書かれている記事がチラホラあります。

防水スプレーがいらないといわれる理由としては、

・クリームやオイルにも同じ効果がある
・革に悪そう

などが挙げられますが、果たして本当なのでしょうか?

クリームやオイルで保湿した革靴は、油分やロウを含んでいる状態のため、多少の防水効果はあるでしょう。

さらに、オイルドレザーやブライドルレザーは、革に含まれているオイルが水をはじくため、防水スプレーをする必要はありません。

とはいえ、定期的に手入れしている革靴でも、クリームやオイルだけで雨をしっかり弾くのは難しいです。

防水スプレーをしていれば100%濡れないわけではありませんが、防水性を高めるサポート役としては十分な効果に期待できます。

というのも、防水スプレーは、撥水性能をもつ成分で作られているため、クリームやオイルとは成分がまったく異なります。

そのため、大切な革靴を雨や水から守り、長持ちさせるためにも防水スプレーはしておく方が良いでしょう。

革靴におすすめの防水スプレー5選

世の中には防水スプレーがたくさん販売されているので、どれを使うべきかわかりにくいですよね^^;

過去にはイマイチな防水スプレーもありましたが、最近では優秀な商品がたくさん販売されています。それぞれの特徴を紹介していくので、気になる防水スプレーがあれば、ぜひチェックしてみてください。

1909シュプリームプロテクトスプレー

革への保湿成分、シダーウッドオイルが含まれている防水スプレーです。保湿が同時にできる、珍しいタイプです。

ヌメ革から起毛素材、メタリック仕上げなど幅広い革に使えるので、オールマイティーな防水スプレーが欲しい人におすすめです。

お値段は少ししますが、同シリーズのクリームは長年人気が高い商品なので、シリーズで揃えるのもよいでしょう。

ウォーターストップ

上記商品と同じメーカー『コロニル』が販売している防水スプレーです。かなりスタンダードな商品なので、「どれを買えば良いのかわからない!」という人は、こちらを選べば間違いないでしょう。

こちらもデリケートなヌメ革、起毛革、エナメルなどに使える、シミになりにくいタイプ。スプレーした後も乾きやすいので、手軽に使えるのも◎

ツヤを出したい場合は、乾いた後に乾拭きをするとよいですが、マットに仕上げたい場合は軽くブラッシングだけでOKです。

プロテクターアルファ

プロテクターアルファは、革靴以外にも、傘や布にも使える防水スプレーです。雨が激しく降ると、靴だけでなくズボンの裾も濡れてしまいますよね。

この商品はズボンの裾にも使えるので、足元が雨に濡れてしまうのを防げます。また、一般的な防水スプレーに使われるLPガスではなく、炭酸ガスを使用することで成分濃度が高いままスプレーできるのもポイントです。

サイズ自体が大きいわけではありませんが、通常のビジネスシューズで約64足分使える大容量なので、革靴以外の衣類にも防水スプレーを使いたい人におすすめです。

サフィールノワール 防水スプレー

フランスのシューケアメーカー、サフィールが販売している防水スプレーです。黒いパッケージが格好よく、他の防水スプレーよりもおしゃれな印象ですね。

一般的なスムース革や起毛革以外には、ゴアテックスなどの布素材にも使えますが、エナメル・エキゾチックレザーには使えません。

ヨーロッパの高級革靴に使うことを想定されているため、値段は高めです。(今回紹介しているなかで1番高いです)

スエードカラーフレッシュ

こちらはスエード専用の防水スプレーです。化粧品にも使われる「ラノリン」という成分が入っているため、栄養を与える効果にも期待できます。

定期的に使うことで色あせを防いでくれるので、長持ちさせたいスエードの靴やブーツに最適です。いろんな革靴と兼用で使いたい人は、起毛素材に対応している他の商品でもいいかなと思いますが、こちらは栄養補給できるのが大きなポイントですね。

スエードはクリームを塗っての保湿ができないので、専用の防水スプレーを使いたい人にはこちらがおすすめです。

防水スプレーにはシリコン系とフッ素系の2種類ある

防水スプレーには、「シリコン系」と「フッ素系」の2種類あります。今回紹介したのは、すべてフッ素系の防水スプレーになります。

というのも、シリコン系の防水スプレーは値段こそ安いものの、バリアを張って水を防ぐため、革靴のように通気性が必要な素材には向きません。

一方で、フッ素系の防水スプレーは、水や油と馴染むことのない『トゲトゲ』とした形の成分が素材の表面に細かく付着し、革の表面を毛羽立たせたような状況を作ります。(当然ですが、目には見えません)

革の表面が毛羽立ったような状態になることで、当たった水が丸くコロコロと転がり、染み込まなくなるイメージで水滴を防ぎます。

フッ素系はシリコン系に比べて通気性をそこなうことがないので、革靴にも問題なく使うことができるのです。

ただ、フッ素系の防水スプレーは、表面にただ付着しているだけなので、こすれたり汚れたりすると剥がれやすく、効果が落ちやすいという一面もあります。

(参考:防水スプレーの撥水剤について

シリコン系とフッ素系を簡単に分けると、以下のようになります。

■シリコン系
・主成分はシリコン樹脂
・表面をコーティングする
・持続性に優れている
・革製品には不向き
・ゴム製の長靴やカッパなどに使える
■フッ素系
・主成分はフッ素樹脂
・繊維ひとつひとつをコーティングする
・高い撥水力と即効性が特徴
・通気性に優れている
・革靴や衣類に幅広く使用できる

革用と布用の防水スプレーの違い

基本的に、防水スプレーは「何用」であっても、上記で説明したシリコン系とフッ素系の性質に違いはありません。

そのため、『革用』や『布用』と書かれていても、スプレーする対象となる素材にあっていれば、使うことができます。

ただ、多くの場合はスプレー缶に使える素材と使えない素材が書いてあるので、そちらに従う方がよいです。

革靴の防水スプレーの効果的な使い方を紹介

まず、基本的な防水スプレーの使い方は以下のとおりです。

①靴のほこり・汚れを落とす(ブラッシング)
②靴から20〜30cm離し、全体がしっとりするくらいスプレーする
③10分ほど乾かす
④表面が乾いたら、再度スプレーして乾かす
⑤10分程度おいたら、布かブラシで磨く

防水スプレーは、家をでる直前に使っても意味がありません。そのため、遅くても家をでる1時間以上前には乾かした状態にしておきましょう。

また、防水スプレーをする頻度に悩む人も多いと思いますが、フッ素系の防水スプレーは思っているよりもすぐに効果がなくなってしまいます。

「1回雨に濡れたら、防水効果はなくなる」と思っておく方がよくて、できれば梅雨の時期は2週間に1回くらいの頻度が良いかなと思います。

とはいえ、雨に濡れないのであれば防水スプレーを使う必要はないので、用途に合わせて適切に使いましょう!

革靴に防水スプレーをする時は、屋内での使用に注意!

革靴に防水スプレーをするときは、できればベランダや屋外に行きましょう。空気がこもっている部屋で防水スプレーをすると、咳や呼吸困難をおこす可能性があります。

大量に使用しなければ問題ないケースも多いですが、万が一のことを考えて、できるだけ換気のよい場所でスプレーするのが安心です。

また、以下のポイントにも気をつけてくださいね。

▶︎一気に使わない
使用方法を守っていても一気に使うと健康に害が及ぶ恐れがあるので注意が必要です。

▶︎顔付近で使わない
スプレーが顔付近まで届き吸い込む恐れがあるためです。しゃがんでスプレーをする時は、顔を近づけないように心がけてください。

▶︎子どもがいる近くで使わない
周囲にいる人も吸い込む恐れがあるため周りにも配慮が必要です。子どもは体が小さく健康被害を受けやすいので注意してください。

▶︎火気のそばで使わない
事故につながる恐れのある行為なので、絶対におこなわないようにしましょう。

革靴におすすめの防水スプレー5選|効果が高まる使い方も紹介!まとめ

「革靴に防水スプレーはいらない」といわれることもありますが、近年販売されている商品はどれも革素材への負担を減らす工夫がされています。

とくにフッ素系であれば、『通気性を損なうことなく防水効果が得られる』と、現在の革靴に使う防水スプレーのスタンダードとなっています。

水の染み込みやすい革靴を雨の日に履いていると、シミやひび割れの原因になってしまいます。大切な革靴を長持ちさせるためにも、今回紹介したような防水スプレーを使って、雨や水から足元を守りましょう。

この記事を書いた人
leathernokoto

日本で唯一の「女性だけ」の靴修理店で3年働いていました。

休みの日も工房で製造方法を教えてもらい、革靴にどっぷりと浸かった青春(?)時代。

退職後は靴製造で1年働き、その後は革財布やバッグを作るオリジナルブランドを立ち上げました。

このブログでは、革靴に関する悩みやちょっとした小話などを発信しています。

自分もまだ知らないことがたくさんある、レザーの奥深さを皆さんと楽しんでいけたらと思っています。

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さて、革靴の話をしよう

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